フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

落ちる話

このシーズン落ちる話といえば、まず受験。
私が今まで学校を受験した回数は3回。
高校入試と大学入試で2回、どちらも1校しか受けていない。(ちょっと自慢)
後の1回は大学院入試。
結局、大学院には進学せず、FM局に入社。
あ、放送局の入社試験も含めたら、全部で4回か。
基本的に受験は嫌いなので、最小限の回数しか受けたくなかった。
ラッキーをそんなところで使ったためか、それ以後はシュトルム・ウント・ドランクそのもの。


何の話をしているのだろう。


で、今の私の周囲で落ちる話といえば、スポンサーがこの3月で落ちる話。
広告宣伝費の大幅カットはもう動かせない前提である。
東京のスポンサーの宣伝担当さんは、そのあたりの事情説明のため、各局を回っているらしい。
大変ですよ、何しろ全国ネット番組を下りるということは億単位で売上が落ちるということですから。
あるキー局につとめる営業マンの知人は、ただただ頭を抱えていた。
リカバーしろと言われても、どうしていいのか・・・なんでしょうね。
某局の編成責任者と立ち話をしていたら、この4月、番組を下りる話は尋常じゃないほどだとか。
まだ、意思表示があっただけで、何とかこれからクライアントへの説得をして、継続をお願いするつもりだとか。
もっと新規スポンサーの開拓に力を入れないといけないのではと私。
そんなの前からやっているよと彼。
いや、単に御用聞きをやっていただけじゃないの、やはりこうすれば御社の売上がこう上がりますという企画を作ってプロモートしないと、クライアントもただ漫然と番組提供を続けているだけではもう許されないのだから。
今までの営業のやり方を変えるというのは、何となく抵抗があるようだ。
企画といっても、現場から大したものは上がってこないという。
ま、何度も繰返すが、ほとんどの面白い企画は代理店が作って、クライアントを説得してきたのだから、局側にそれを求めるのは無理なのかもしれない。
殿様商売だったのかな、やっぱり。