フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

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リスナーABCさんのご指摘「・パーソナリティのファンじゃないと聴く気にならないTFM
・誰でもオープンに気軽に聴けるJ-WAVE」というのは、なかなか含蓄がある表現だと私も思います。
確かに、有名アーチストを並べるのはいいのですが、それだけ一般人としてはDJとの距離が広がるような気がします。
ラジオは話し手と聞き手の距離が比較的近いメディアですから、相手があまりビッグだとかえって鬱陶しく思うかもしれません。
リスナーとの絶妙の距離感を保つことができるラジオ=聴取率の高いラジオと考えると、TFMの苦戦も理解できるのかも。
ただ、誰でもオープンに気軽に聴けるからといって、人気局というわけでもありません。
Inter-FMとか、大阪のFMcocoloなどは、外国語局のイメージがついてしまって、リスナーの数はどうしても見劣りがします。
それに比べて、比較的TFMにイメージの近いナックファイブは、埼玉で意外と健闘していて、売上も好調だと聞いております。
ただ、その売上もラジオショッピングの好調ゆえだという方もおられますし、営業優先の編成のため制作者側から不満も出ているなんて話もあるようです。
ラジオが売れないなんて風評があちこちから聞こえる今、それでもそこそこの売上を達成されている局というのは、何か別のプラスαがあるのだろうと思いますが、詳しく分析してみないとよくわかりません。
そういえば、今日あるラジオ局の社長とたまたまお会いし、その中でRABJがラジオが売れないと喧伝することがかえってラジオ業界の低迷を助長するのではないかという話をされていました。
その意味では、私もあまりラジオの売上が落ち込んでいると繰返さないほうがいいのかもしれません。(例えそれが事実としても、マイナスのイメージングにつながりますから)
では、「コミュニティFMは儲からない」ということについてはどうでしょうか。
ま、これは強調しておいてもいいのではないでしょうか。
コミュニティFMは儲かるから参入しませんかと間違った誘惑をする方もおられないとは限りませんからね。