マルチメディア放送は急ぐ話ではない

放送業界の常識は、世の中の非常識。
全く、何を考えてデジタル放送（マルチメディア放送）なんかやる気になるのだろう。
コミュニティFMが利益を生まないビジネスであるのと同じように、今の状態でマルチメディア放送に金を突っ込んだらあっという間に消えてしまうのは目に見えている。
よく、出資する気持ちになるものだ。
コミュニティＦＭは儲からないと2003年から書き始めた私としては、マルチメディア放送を今のラジオ局主導でやったとしたら、失敗するに決まっていると予言しておこう。
今のラジオ局は、大きなことを考えないで、今のアナログ放送を地道に継続されることをお勧めする。
IT系の仕事をしたければ、ラジオ局時代の成功体験をすべて忘れろと言いたい。
忘れられない人は、デジタルに口を出すなということで。
TFM主導で各地にマルチメディア放送が作られているが、出資する企業のほとんどが基本的に様子見状態。
賢明である。
儲かることがわかってからでも全然遅くない。
急いでやったほうがいい投資物件は他にも一杯あるのだし。


コミュニティFM