フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

憂鬱なこと

色んなことが起こっている。
残念なのは、RABJ(日本ラジオ広告推進機構)が9月末で活動終了のニュース。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100416/347205/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
このブログでも2006年ぐらいから何度も登場しているように、私が非常に信頼していた機構である。
ラジオ局に代わってラジオのマーケティングを行ってくれる団体という表現もあてはまるだろう。
ウェブサイトには「ラジオの力を伝えたい、RABJは純粋にそれだけを考えています。」とあった。
最近、何となく動きが見えなくなっていたのだが、ついに店じまいのようだ。
ラジオ局からの金が集まらなくなったのかもしれない。
ラジオに集まる金が減れば、全体として業界はシュリンクする。
周辺部分が、ボロボロと零れ落ちていくという形容があてはまるだろう。
生き残ったからと言って、そのテリトリーも影響力も減殺していく。
前にも書いたがRadio2.0的な革命的なメディアに脱皮しない限り、シャッター商店街への道から逃げることはできない。
今の放送局の経営者たちには、そんな革命的な企ては無理かもしれないが。
神戸のKiss−FM事件は、もはや泥沼。
当事者しか真実はわからないだろうが、仄聞するに「どっちもどっち」か。
ある人はツイッターでこう書いた。
「粉飾を許すか詐欺を許すか。」
いずれにせよ、合理的な決着をリスナーの目に見える形でお願いしたいものだ。
以下は、今日の神戸新聞の記事。
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002881526.shtml
私の懇意にしていた人物が、こういったスキャンダラスなニュースに登場してくるのは憂鬱なことだ。
銀四郎君、一体何がどうなっているのか、一度教えてくれないだろうか。