フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

FMうけん

「お笑いマスメディア論」のブログにあった奄美大島宇検村コミュニティFM誕生の話。
少し長いが引用させてもらいます。


宇検の地域FMに予備免許 12月上旬から試験放送へ-南日本新聞


記事では「村が放送局を設置しNPO法人が運営する方式で、周波数は76.3メガヘルツ。同村内の1018世帯(全世帯の94%)をカバーする。スタジオは同村湯湾の鹿児島地方法務局出張所跡に置く。24時間放送で、毎日朝、昼、夕方などに独自番組を計画。奄美市などで放送する「あまみエフエム」やMBCラジオと提携し島唄やニュース番組などを放送する。
 同村は防災行政無線の老朽化に伴い、各戸の機器を更新する代わりに、FMラジオ購入費の一部を助成する。開局準備室責任者で同村役場総務企画課の渡博文課長補佐は「緊急時の連絡手段としても村民の期待は大きい」と話している。 」と言う事で防災無線コミュニティFMに変更する思惑が大きくある様です。


前記記事「岩手宮城内陸地震-戸別防災無線機使い物にならず」の様にこまめに聞いてくれて端末の電池の交換が出来れば有り難いと思いますが、やはり島嶼部と言う事で、デジタル防災無線に変わるものとして選んだのが「コミュニティFM」だったと言う事に繋がります。


記事を見ればエフエムうけんさんはNPOながらも行政からもバックアップ体制が出来ているらしいので、これも一つの地域活性のお手本になるかも知れません。
こういうコミュニティFMの使い方が少しずつ一般化してきているように思います。
公的性格を全面的に打ち出してのコミュニティ放送、これからも増えていくかもしれません。