フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

世間話

今日は時間があまりないので、前から気になっていた話を。
これもある意味、失敗物語かもしれませんが。


最近のニュースで一番驚いたのは、JALアメリカのデルタ航空の傘下に入るのではないかという話。
資金繰りに行き詰まり、デルタ航空からの資本を受けいれる方向らしいのですが、そういう時代になったんですね。
日本デルタ航空という名前になれば、もはやナショナルフラッグではありません。
かってのアメリカのナショナルフラッグは、パンナムパンアメリカン航空)だったのですが、あんな世界を股にかけていた巨大航空会社が倒産するなんて考えもしなかったことを思い出します。
何しろキューブリック監督の「2001年宇宙の旅」では、月への連絡船(ロケット)がパンナムのマークをつけていたのは有名な話です。
それが2001年を待たずに消滅してしまうなんて。
JAL日本航空もそのネーミングをどこかで廃止するのもありえない話ではなくなったようです。
航空会社って、一般の交通機関と違って少ない顧客から高い運賃をとることによって維持されて来た業界です。
どうしても設備を豪華にしたり、上級の顧客を囲い込んだりする必要があったのでしょうが、そろそろそういった差別化された交通手段的位置づけでは日本でも持たなくなり始めているようです。
空の世界にも構造改革が始まっている、そういうことなのかもしれません。
TFMの看板番組「ジェットストリーム」も、果たしていつまで持つでしょうか。
ストリームというよりも、タービュランスという感じかもしれません。
ラジオ業界も、本当に乱気流の真っ只中です。