フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

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民放にとって、スポンサーは活力の象徴だと思うのです。
タイムテーブルに、スポンサー名がずらずらと書いてあれば、ここは活気のある放送局だなと私なら思ってしまいます。
放送を聴いていても、スポンサーCMが次々に出てくる局は賑わっている局です。
賑わいを演出できれば、人は自然に集まってきます。
またクライアントから見ても、賑わいのある局なら出稿してみようかなと思うはずです。
スポンサーは、私なら質より量が肝心だと考えます。
とにかく、出稿してもらう額よりも、出稿してもらう事実を重視したいのです。
1ヶ月5万円のスポンサーの話を前にしましたが、コミュニティFMだったら5万円の出稿なら十分ではないでしょうか。
いえ、5万円でなくてもかまいません。
集金に手間はかかりますが、1ヶ月5000円でも出してもらえるならウェルカムでしょう。
夏祭りの季節、神社には寄進者の名前と奉納額を書いた札が社殿の横に掲げられていたりします。
最低は1000円だったりしますが、それでも札の数がどれだけあるかで何となく地域から支持されている神社なんだなと実感するのです。
地域から支持される、神社的にいうと社中の数、寺だと檀家の数が多いということかもしれません。
コミュニティFM、さてどれだけ地域の人たちから支持されているか、聞いてもらえているか、そのバロメーターがスポンサーの数ということになるのではないでしょうか。
額を言っている場合ではありません。
また、放送の効果を言い募ってみても空しいだけかもしれません。
とにかく、参加することに意義がある、出稿していただくスポンサーの数が増えて賑やかになれば、コミュニティFMへの出稿も意味のあるものになるかもしれないのです。
ま、そういうことで、額よりも数、効率よりも見栄え、なんてことをちょっと書いてみた次第です。