フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

民のかまどは・・

高き屋に のぼりて見れば 煙(けぶり)立つ 民のかまどは にぎはひにけり


今の子供は知りませんが、私の世代の関西人なら教えられたはずの仁徳天皇御製の歌。
民のかまどから煙がのぼっている、みんな元気に生きていると実感した歌とおおまかに覚えていました。
これも子供の頃、覚えさせられた大阪市の歌にこういうフレーズがあります。


高津の宮の昔より よよの栄を重ねきて 民のかまどにたつ煙 にぎわいまさる 大阪市


仁徳天皇の話として伝えられていることが、どれだけ事実だったかは知りませんが、街に煙が立っているというのは、ついこの間まで繁栄の象徴だったといえます。
いつか、煙自体が公害の象徴になり、さて繁栄の象徴は今ならなんだろうかと考えてみました。
そこで思いつきました、多分クレーンの数ではないかと。
ベランダに出て外を見ると、今もあちこちに赤いクレーンがビルの上から出ています。


ベランダに打ちいで見れば クレーン立つ 民の仕事は にぎはひにける?


くだらね〜!


とはいえ、工事で飯を食っている人達、本当にたくさんおられるだろうと思います。
事務所のそばにある山手通りですが、この10年以上、ずっと何か工事を続けています。
地下鉄大江戸線の工事が終わったと思ったら、引き続き地下の高速道路の工事、それが終わったら道路の拡幅工事、それが終わったら、さて今度は何をするつもりでしょうか。
おかげで、近所の住民はずっと何らかの工事によって迷惑を受けっぱなし。
いくら景気のためとはいえ、何とかならないものかと思ったりして。
近く、視野の右側と左側に15階建てビルが二つ立ち、せっかくの西新宿のスカイラインが減殺されるとか。
ちょっと残念です。


今日は日曜日ゆえか、単なる日常的感想になってしまいました。
後日削除予定ですので、ご了承ください。