フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

スポンサー

「つばさ」、ついにスポンサーを巻きこんだ放送事故を起こしたようですね。
昨日も書きましたが、シチュエーションに無理がありすぎます。
大スポンサーを取材するのに、こんな杜撰な手順を踏むはずはないと思うのです。
スポンサーは道楽で金を出しているわけではありません。
放送局に出稿することで、より利益を得ようとしているわけで、そのついでに社長の自己顕示欲が満足できればいいと思っているはずです。
つまり、クライアント的に言えば、金を出す以上最大限の効果を得ようとするのは当り前の話なのです。
生放送の取材で、その場にいるのが、つばさと社長と秘書の3人だけなんてありえません。
これが金のからまない普通の取材風景なら納得できるのですが、クライアントのからんだ制作現場ならもっと緊張した空気がないとおかしいのです。
広告代理店は何故いないのでしょう、またコミュニティFM側の営業担当が何故そこにいないのでしょう。
事故の起こしかたも、放送現場を知るものにはありえない。
生放送なら、もっと番組フォーマットに対してナーバスになるでしょう。
急遽決まった生放送なら、少々のミスはつきものです。
あるいは予定になかった段取りを入れたのなら納得もできます。
でも、あのシチュエーションではフォーマットは事前に決まっています。
つばさが私生活で揺れていたとしても、放送になれているものならフォーマットの設定を見落すことなどありえません。
なれていない人材なら仕方がありませんが、そんな人材を一人大切なクライアントの取材に派遣することも常識ではありえません。
スポンサーを交えたトラブルがドラマの進行上必要なら、もっと違う場の設定ができると思うのです。
例えば、生放送じゃなくて事前に収録に行った。
リハーサルで、クライアントがオフレコで語ったことがとても面白かった。
局に戻って、編集をしている時に、ついでにオフレコの部分も参考のために編集しMDに録音しておいた。
結局、二つの素材MDができたのだが、その時の放送担当が間違ってオフレコの方をセッティング。
オンエアで、いきなりとんでもない放送が流れ、それを聞いたクライアントが激怒する。
こちらなら、十分ありえると思うのです。
現にそれに近いことは何度も経験しています。
クライアントが激怒し、編成局長が営業局長と一緒に謝りに行くことは珍しいことではありません.
長くなるので、この話の続きはまた明日。