フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

防災予算

NHK連続ドラマ「つばさ」、今週は防災をモチーフにして進行しているようです。
これはコミュニティFMの一つの機能として既に認知されていることですから、ベターな選択だったと思います。
防災といえばコミュニティFM、視聴者にそういうメッセージを送ることは関係者にとってもウェルカムなことでしょう。
何度か言ったと思いますが、私は防災機能をコミュニティFMに求めるために、何らかの公共の予算をコミュニティFMに提供することを肯定しています。
金がなければ、防災放送などできません。
防災のために自治体や公共機関が使っている額は半端ではありません。
その一部をコミュニティFMに渡し、いざという時の防災放送を充実させるのは当然ではないでしょうか。
要は、コミュニティFM側が、正しくその予算を使うかどうか。
日頃の赤字を、防災予算で埋めるようになれば本末転倒になるでしょう。
お金に色はついていませんから、どの金をどこに使うかまでは外部のものにはわかりにくいのは仕方がないでしょう。
とりあえず、コミュニティFMを信じて、防災予算を割り振ることだと思います。
そのためにも、「つばさ」のような番組でコミュニティFMの持つ防災機能をアピールすることはいいことです。
のど自慢や大衆演劇を見せても、誰もコミュニティFMの価値などわからないのではないでしょうか。
これから暑い夏がやってきて、そして又台風シーズンがやってきます。
ゲリラ豪雨という現象も当たり前になってきました。
そういう時に、コミュニティFMが担える機能をもっとアピールしましょう。
だから、そのための予算を少しわけで下さいと言ってみましょう。
既に、もらっているところがあるなら、ぜひ他のコミュニティFMに資料提供し、皆でそれを共有すればいいと思います。
今のままだと、防災機能なんて無理というところが多そうな気がするものですから。