フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ニュースあれこれ

お見舞いのメールを送ってくださった皆さん、どうもありがとうございました。
まだ右手だけの作業になれない私ですが、地道に更新を続けさせていただきます、
最近のラジオ関連ニュースで驚いたことは、大阪朝日放送(abc)の7月改編でしょうか。
看板番組だった妹尾和夫さんの番組と若い音楽ファンに人気のあったミューパラが、どちらも6月で打ち切りになることです。
妹尾さんが扱いにくかったからという理由を言う人もおられましたが、早い話制作費カットによるリストラ、後者は前ほどスポンサーがつかなくなったので、東京からのネット番組を受けいれるらしいのです。
あの、誇り高きabcがネットにたよるなんて・・・。
TBS、QR、LFの3局から番組をもらうらしいのですが、abcよ、おまえもかというのが率直な感想でしょうか。


もう一つ驚いたのは今日の京都新聞の記事。
「近畿総合通信局は15日、滋賀県近江八幡市安土町をエリアとするコミュニティー放送局「BIWAWAVE」(B−WAVE、同市)の廃止届を受理したと発表した。廃止は経営難のためで、コミュニティー放送局の廃止は近畿で初めて。」
電波法違反という、とんでもないことをしてくれた局ですが、ついに行き詰ったようです。
総務省によると、超短波帯を用いたFMラジオ放送、コミュニティー放送局は1992年から全国で242局が開局した。放送エリアが狭く経営基盤が弱い放送局が多いうえ、広告の落ち込みも影響し、うちB−WAVEを含む13局が廃止、1局が休止している。」
この数字が正しいのなら、現在のコミュニティFM局は242-13-1=228局ということになりますね。
228局の皆さん、元気にやっておられますかー!


また、朝日新聞の地方版には次のような記事が。
「BIWA WAVEは彦根市のパチンコ店などが出資して05年5月に放送を始めた。広告収入の伸び悩みで約600万円の負債を抱えたほか、運営資金をめぐるトラブルなどで5月29日から放送を休止し、今月14日午後に電波を停止した。」
そうですか、わずか600万の負債でも運営に行き詰るのですね。
何か、ため息が出てしまいます。