フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

スポンサーの事情(番外編)

さて、今日は少し視点を変えて、トラブルについて書いてみます。
営業行為にはトラブルがつきもの、私も数限りないトラブルを経験し、その度に私の経験値が上昇、無敵の営業マンへと進化してまいりました(と、一度言ってみたい)。
トラブルに強い営業マンは、できる営業マンです。
トラブルを恐れていてはいい仕事はできません。
逆にトラブルから逃げよう逃げようとする営業マンは、根本的に考え方を変えないといけません。
トラブルは人を強くします。
故事にいう、艱難汝を玉にす、ですね。
さて、皆さんは今までどんなトラブルに会われたでしょうか。
コミュニティFM関連で私が経験したことの一つは、認可された周波数が実際には混信して使えなかったことでしょうか。
関係者は、すぐに電波監理局(総合通信局)にかけつけ、何とかしてくれとかけあうものの、その動きは鈍く・・・。
ま、役所にはよくある現象ということかもしれませんが。
でも、そういう苦労をした人は、役所との付き合い方というのを身体で覚えるようになるものです。
私も営業時代、色んな役所関連の方と仕事をしましたが、民間にはない独特の発想をされるので、一筋縄では行かないことが多かったですね。
でも、役所の発想になれると、逆に仕事はとてもやりやすくなりました。
他局の営業マンは、大体民間の発想で役所の方にプロモートされるのですが、横から見ていてそんなの意味がないのにと思うことが多く、無駄な努力の上、結局何ももらえなかったりされたものです。
役所との付き合い方のコツって何?と思われるかもしれません。
その場その場で事情は違ってくるのですが、一言でいって余計なサービスは不要ということでしょうか。
前例のないことをやらせるのは、通常のやり方では無理。
民間が喜びそうなプランなら、役所の方も喜ばせることができるだろうなんて思ったら大間違い。
それと、話のもって行き方を間違えないこと。
組織のヒエラルキーには、バカと思われようが従順であることです。
役所のルールを知るものが、役所の信頼を勝ち得るのです。
他局の人が、担当の方に色々質問されるのを聞きながら、そんなこと聞いても役所の人間が答えられるわけないじゃない。そんなの民間で好きなようにやってくださいと言われるだけなのにとよく思ったものです。
しかも、そういう質問する人を、役所の人はたいていバカにしていますから。
トラブルの話をしようと思って、役所との営業的付きあい方の話になってしまいました。
興味を覚えた方、反論のある方は、またコメントなどよろしくです。