フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

スポンサーの事情・2

コミュニティFMに広告費を使うなら、折込チラシに使うのではという話を昨日しました。
新聞への折込の値段といえば、私の知識では1枚あたり5円程度だったと思います。
コミュニティFMに10万円使うとしたら、その金で2万枚の折り込み広告ができる計算になります。
2万枚の折込広告というのは、なかなかの枚数です。
2万枚=2万所帯へのリーチということになるでしょう。
スーパー的に言うと、そのうち500人が折込を見て買い物に来てくれて、1人あたり200円の利益を出せればペイすることになります。
粗利を10%としても、1人に2000円の買い物をしてもらえれば良いということです。
このようにスーパーのような業種にとっては、折込はリーズナブルな広告媒体ということになります。
早い話、広告効果が合理的に計算できるわけです。
一方、ラジオの方はどうでしょう。
例えば10万円でスポットを打つとして、一体何本流れるでしょうか。
1本2000円としたら、50本。
50本のスポット≧2万枚のチラシとなるかどうか。
ラジオのスポットは集中的に流した方が瞬発力は出るので、朝から昼まで立て続けに流すという戦略をとったとして、さて、その効果はどうでしょうか。
マジに対抗したら、まず折込の勝ちでしょう。
チラシは捨てない限り、消費者の手元に残ります。
放送は、残念ながら流れたら終わりです。
そこで、私ならこう言います。
スポットで盛り上げて、詳しくは今朝のチラシ(あるいは明日のチラシ)をご覧下さいと言えば、メディアミックス効果が出て良いですよ。
ユーキャンのペン習字とかジャパネットたかたとか、そんな戦略をとっているでしょう?
放送でアテンションをとり、チラシでニーズを訴求するとでもいいますか。
さて、コミュニティFMでそういう説得方法が成功するかどうか。
あなたが商売をやっていたとしたら、さて納得されるでしょうか。