フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

図書館・3

図書館に行くこと、私はとても好きです。
図書館で働いている人も、とても好きです。
本に愛情を持っている人が多いのでしょう、それに本が好きな人を好きな人たちでもありますし。
少し離れたところにある図書館、歩いて25分ぐらいかかる小さな図書館なのですが、私はそこで貸し出しを担当している人たちがとても好きです。
とにかくお節介なくらい親切です。
そんなことぐらい私がやりますということでも、代わりにやってくれます。
マチュアの私がやるより、プロの担当者がやったほうが合理的なのは事実。
でも、なかなかできることではありません。
ひょっとしたら、この人ボランティアかもしれない、何か管理者という感じじゃないし・・。
コミュニティFM、多分、こういうサービス精神といいますか、あなたのニーズに私でよければ答えますよという気持のある人がスタッフに多ければ,とてもいい放送局になると思います。
図書館にいる人は、本をよく知っています。
また、ユーザーが何を望んでいるかもよくわかっているような感じさえします。
自分でPOPを作って、面白い情報を教えてくれたりします。
ちょっとした工夫が、とても使いやすい図書館を作ります。
コミュニティFM、はたしてそんなユーザーの気持を理解しているスタッフ、どれだけいるでしょうか。
コミュニティFMの番組、あまり面白くないという評判もよく聞きます。
県域のような、手馴れた番組は作れないかもしれません。
それでも、面白い番組を作ろうという気持があれば、ユーザーのニーズに近づくことも可能だと私は思います。
私も、番組のディレクターになりたての頃は、お恥ずかしい独り善がりの番組を作っていたのだろうと思います。
でも、回りにはお手本の番組もありましたし、まねるべき先輩たちもおられました。
第一、自分がユーザー(リスナー)であることを考えれば、面白い番組とはどういうものかぐらいは自然と理解もできたのです。
要は、自分も又ユーザーであることを忘れてはいけないということです。
図書館のスタッフも又、一人の読者であることを忘れていないのだと思います。
ということで、この話はまた明日に続きます。