フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ラジオ

100円ショップに入り、AMラジオなるものを買いました。
消費税込みで105円です。
さて、持ち帰り聞こうとすると電池とイヤホンがありません。
部屋のどこかにあるだろうと探したのですが、どうしても見つからず。
仕方がないので、また100円ショップに行き、単四の乾電池とモノラル専用のイヤホンを買ってきました。
で、100円のAM専用ラジオを聞いてみました。
感想、うわあ大雑把なチューニング・・・。
細かく表現すると、下の方の周波数では、NHK第一が万遍なく聞こえ、その上では辛うじて第二、その上で少し広くAFNが聞こえ、1000KHzから上はず〜とTBSの領域。
文化放送も、ニッポン放送も、ラジオ日本も、TBSの放送の裏でかぼそく聞こえるのみ。
どういう原理だ、このラジオ。
100円なら、これでいいじゃないとも言えるかも。
大体、私はTBSとNHK第二放送しか最近は聞かないのですから。
ま、そういうわけで315円使って、ラジオ放送を楽しんでおります。
ラジオを楽しむ環境って、変わりましたね。
私が学生の頃はエアチェック全盛で、いわゆるラジカセを使ってラジオを聞き、録音もしておりました。
リスニングルームを持っている方は、高性能チューナーに高性能アンプ、高性能スピーカーを使ってFM放送を聴いておられました。
録音は高性能のオープンデッキ(2トラ38なんて言いましたね)、またはメタルテープ使用による高性能カセットデッキ
贅沢なものです、こんな環境に参加できたFM放送は果報者でした。
今は、単なる消耗品ですかね。
FM放送が最先端なものであった時代は、広告媒体的価値も高かったものですが、今はAMと大して変わらなくなりました。
今、FMをどうやって聞いているかというと、もはやステレオ的価値もなくなったラジカセ(MDラジカセ)、カーラジオ、職場に置かれたラジオ、などを通じてでしょうか。
先日、ある方にお会いした時、最近ラジオを買ってね、毎日歩きながら聞いているんだと言って小さなポケットラジオを見せてもらいました。
意外と人気で売れているんだそうですよ。
その方のはパナソニック、私が長年愛用しているのはソニーです。
また別の人はAIWAのポケットラジオを持っておられましたし、少し前の新聞記事にラジオ付きICレコーダーが人気で生産が追いつかないというのもありました。
ラジオ、ミドル層を中心に又売れ始めているのだそうです。
若い人には、どうなのでしょうか。
携帯電話にラジオが搭載されているとはいえ、ワンセグの比ではないようですし。
若い人に、どれだけ存在をアピールできるか。
持っているだけでオジサンくさい、なんて思われているのではないかと少し心配ではありますが。