フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

あるライブ

昨日は、あるライブに出かけ、その後某局の編成局長と飲みました。
編成局長との話?
4月からの改編に関して、ちょっと意見を交わしたというところですかね。
この欄でわざわざ書くようなことはあまりなかったような気がします。
それよりも、そのライブの感想をある方がネットに書いていた内容を読み、久しぶりに考えさせられたので、それに触れてみたいと思います。
「何が起こっても 全てなくしても 僕は負けない」
そう歌うアーチストに合わせて、その人も叫ぶように歌ったとありました。
「もうだめかも」と弱気になる自分、でもそれを支えてくれたのがこの歌であり、そのアーチストの存在だったというのです。
中学生や高校生の体験なら、まあよくあることかもしれませんが、これが例えば中年の男性だったらどうでしょうか。
「何が起こっても、全てなくしても、僕は負けない」
社会の中で、何らかの拍子で行き詰まったとしたら、その時はどう考えても勝てそうにないと思うのではないでしょうか。
ああ、負けてしまう、このままでは先は暗い。
ため息混じりに街を歩いてきた時に、ふとラジオから聞こえてきた歌、
「何が起こっても、全てなくしても、僕は負けない」
そうだ、全てなくしても、おれは負けちゃいけないんだ、挫けちゃいけないんだ。
ずっとサラリーマンを続けている人には、理解されにくいことかもしれません。
私は20年間サラリーマンをやり、その後ずっと小さな会社のマネージメントを続けています。
山あり、谷あり、などと言いますが、実際サラリーマンをやめた後は、谷あり、谷ありという心境の方が近かったですね。
でも、そういう時に、例えば「何が起こっても、全てなくしても、僕は負けない」という歌が聞こえてくれば、それだけでも元気になれたという気がします。
労働の歌というのがありますね。
例えば岡林信康さんの「山谷ブルース」。
「働く俺達がいなくなりゃ ビルも ビルも道路もできゃしねえ〜 誰もわかっちゃくれねえ〜♪」(少し歌詞が違うかも〜)
誰もわかってくれなくても、私は自分の仕事を信じているとも言えるのです。
歌は偉大だ、歌を忘れたものはただ地獄だ・・・。
何てことをちょっと思ってしまいました。
ということで、昨日書いたNHKの話の続きはまた明日。