フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

NHKの力・5

局舎を移転したラジオ局は、意外とさえない。
コメントにも同様の指摘がありましたが、確かにそんな傾向はあるようです。
ニッポン放送もお台場に移ってから何となく冴えませんでしたし,文化放送も浜松町のビルは綺麗なのですが、四谷にあった時の方が味があったような気がします。
大阪でも、弁天町に移ったラジオ大阪、梅新にあった時の方が存在感があったのではないでしょうか。
FM大阪も何を考えて、文化の中心地中之島からミナミの外れ的な湊町に移ったのかと私でも思いますからね。
さて、NHKのことを色々ここに書いていますが、私としてはNHKを非常にリスペクトしているということだけは強調しておきたいと思います。
NHKはある意味人材の宝庫でもあります。
アナウンサーにしてもディレクターにしてもプロデューサー、技術スタッフにしても、あれだけ均一な能力を維持している集団はNHKがダントツです。
商業放送でない分、営業的なノーハウは民放にはかなわないでしょうが、それ以外は量として負けることなどありえません。
予算を持つということは、教育機能も持つということですし、リクルート機能も持つということです。
だから、私は今以上にNHKに期待するのです。
民放には、もう限界が見えています。
デジタルラジオに活路を見出すなんて言っている人もいますが、そこは言うならば未開の地です。
今からすることは、労働力と金をつぎこんで開拓することです。
そんな余裕、今の民放にあるとは思えません。
民放なんか潰れればいい、それが自然淘汰というものだという考え方もあるでしょうが、私としては、電波の効率的利用を目的としてデジタルラジオを普及させるというのなら、もっとNHKの力に頼るべきではないかと思います。
前から折にふれて書いていますが、コミュニティFMもそうです。
NHKはもっとコミュニティFMに協力してあげればいいのにと強く思います。
機材にしてもスタッフの教育にしても、NHKならできることが多いはずです。
ムダに設備を遊ばせておくなら、コミュニティFMに使わせてあげればいいのにと思うのです。
この話、ややこしいので、続きは又明日にでも書きます。