フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

NHKの力・4

地方のNHKにこんな建物が必要なのか、昨日私はそう書きました。
とにかく作ってしまったものは仕方がない、皆さんから受信料をいただいて建てたのだから今後も大切に使っていきたいと言われるのかもしれません。
でもね、私から見たら、ほとんど自局のスタジオから放送していないのに何故?ということなのですよ。
NHKの渋谷の放送センターは、まあ必要といえば必要なのでしょうが、赤坂プリンスの横にある千代田放送会館なんか今も必要なのでしょうか。
それと、NHK大阪局の地上18階の高層ビル。
一体あの中には何が入っているのでしょうか。
大阪局は、まだ自局で作っている番組は多いほうでしょうが、それでも過半数以上は東京から流れてくる番組を受けているだけでしょう。
準国営放送としての矜持なのでしょうかね、あの威容は。
近畿全体を睥睨する権力の象徴といえないこともなさそうです。
単純に金が余ったから使っただけと揶揄される人もいますが、多分それだけの理由じゃないと私は信じていますが。
地方の民放局が、そこそこ良いビルに入っているのは、私はまあまあ擁護派なんです。
前にも書きましたが、放送局というのは=ブランドなのです。
ブランドを形作るものが貧相であってはいけません。
建物の形、デザインも含めてブランドである以上、分不相応に見えても精一杯見栄を張らないといけないでしょうね。
スポンサーは、放送局のブランドを高い金を使って買ってくれるのです。
ブランドに力を入れるのは、それが商品と直結するわけですから当然といえば当然なのだと思います。
ま、それも程度問題ですけどね。
地方のFM局は、それでもそんなに目立っている感じは確かにしません。
TFMとかJ−WAVEはまあまあ華やかですが、ほとんどの局はビルの中に入っていて外からは分かりにくいという印象もあります。
FM大阪は、湊町リバープレイスというUFOみたいな巨大な建物に入っていて、それなりに目だちますが、中味とマッチしていないのが玉に傷でしょうか。
コミュニティFMはどうでしょう?
サテライトスタジオが目立つところはありますが、局としての存在感は今ひとつかもしれません。
などと、今日はちょっと偏った意見を書いてしまいました。(というか単なる雑談でしたね。)
また皆さんのコメントで、色々とご指摘いただければ嬉しいです。