フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

2009年の放送業界

2009年、放送業界にとって、どんな年になるのでしょうか。
いわゆる業界のスポット不況は続きます。
投資が縮小されていて、大量に販売されるものが限定される局面に入っているからです。
バーゲンスポットも昨年以上に縮小されています。
新聞にも、あまりバーゲンの言葉が踊っていません。
そういえば、福袋の話題も今年は少ないですね。
<買う>というキーワードが情報から消えている、それが私の初感想です。
(西武のバーゲンにCOWなんて、とってつけたようなメッセージがありましたが)
消費することがなければ、放送業界は成り立ちません。
NHKはその点気楽といえば気楽かもしれません。
国民が一斉に不払いに入れば、確かに行き詰まるかもしれませんが、そんなことは今の日本にはありえないでしょう。
何だかんだいっても、NHKの受信料を払うキャパシティが今の視聴者にはあるのは事実ですし。
NHKと民放、同列で考えるのは不公平な感じがします。
役所と民間が競争するようなもの。
公平にするためには、役所側に様々な条件をつけて規制するのが必要ですが、NHK規制緩和に乗じて見えないところで様々なアドバンテージを獲得しています。
NHK、不要とはいいませんが、そろそろFM波とBSチャンネルぐらい国民に返還すべきではないでしょうか。
今年は、「つばさ」でコミュニティFMを取り上げるNHKなのですから、そのあたりの問題意識も持ってほしいものです。
くれぐれも、コミュニティFMを取り上げてやっているという姿勢は見せてほしくないですから。


以上、今年第一回目の書込みでした。
年末、コミュニティFMにどんな状況が生まれているか、大変楽しみです。