フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

リトル・チャロ

NHK第二放送の英会話講座「リトル・チャロ」にはまっている。
旅行先のニューヨークで飼い主を見失い、途方にくれる日本の子犬チャロのお話。
そこから独力で日本に帰ろうとするのだが、そこには色々な困難が・・・。
いやあ、面白い。
英語の勉強にもなるということもあるが、原作がなかなかよくできている。
で、ネットで調べてみたら、原作は劇団リリパットアーミー主宰のわかぎえふさんだった。
作家としても活躍されているわかぎさんだが、「リトル・チャロ」の面白さの半分は彼女の腕によるものだろう。
NHKは本当に地味なところで、いい仕事をしている。
テレビの華やかな部分ばかりが目立つNHKだが、ラジオ深夜便にしても、このチャロにしても、良心的なスタッフの存在を感じさせるのがやはりすごいと思う。
さて、この「リトル・チャロ」、テレビ版もネット版もあるのだが、何と言ってもラジオの「リトル・チャロ」が良い。
瞬時に私たちをニューヨークやシカゴの喧騒に連れて行ってくれる。
ラジオは空間を越えるし、時間も越えるという感じがしてとてもステキだ。
ラジオ好きの人というのは、確かにいるはずだ、現に私がそうなのだから。
これでラジオが消えてしまうなどとは思いたくない。
少なくとも私が生きている間は、ラジオはそこにいて私にメッセージを送ってきてほしいと切に願う。