コミュニティFMを売ろう！・２

かって、ニューメディアという言葉がよく使われていました。
何だよ、ニューメディアって？
そう疑問をもたれる若い層も多いことでしょう。
メディアを越えたメディアだからニューメディア、でもそれも古くなって今ではマルチメディア、なんていうようになっています。
このレトリックをそのまま使うと、ラジオを越えたラジオだからニューラジオ、でもそれじゃ通じないからマルチラジオ〜、よけい通じない？
意のあるところをお汲みください。


定義する前に、ニューラジオって、どう作るか考えましょう。
今までのラジオは、時間（電波）を金に換えるだけだった。
これからのラジオは、放送を金に換えよう。
どうやって？
時間を適当なエンタメで埋めていたのがラジオとするなら、これからはその埋めていたエンタメを金に換えようということになります。
今のラジオは、そのままデータベースにはなりません。
流れたら終り、永遠に向って消えていきます。
永遠に向って消えていくラジオを、消えないようにしましょう。
それがニューラジオです。
グーグルは検索エンジンをただ道具として使ってもらうだけではなく、キーワード広告などを取り入れることによって、ニューエンジン化させました。
放送は流れたら終りではない、流れたものがその時からデータベース化される方法を考えることもありかと。
流れたものが、いつまでも金に換わる構造をラジオの中に持つ。
多分、それがニューラジオなのです。
ほら、ますます妄想化しているように見えるでしょう。
つまり、考え方の違いなのです。
今までのラジオは時間を売っていただけなので、それ以上に金に換えることはできませんでした。
これからは放送を金に換えるのです、そのための方策を考えるのです。
例えば・・・。


この続きはまた明日。