フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミュニティFMを売ろう!

ニューラジオを売ろう!と昨日書きました。
何ですか?ニューラジオってと疑問に思われる方もおられるでしょう。
何でもニューつければいいってもんじゃないでしょうと怒られそうですが、私としてはとりあえず「ニューラジオ」という言い方で話を始めたいと思います。
改編期を迎え、ラジオ関係者の口から出ることは、「ラジオはなかなか売れない」ということです。
ある局の方にたまたま会ったのですが、その人の口からは、「また管理職の給与10%カットだよ、もうやる気なくなるなあ」というぼやきが出てきました。
ラジオでは、もはやビジネスの未来はないとするなら、とりあえずラジオをニューラジオに置き換えてみましょうというのが私の気持です。
じゃ、ニューラジオって何?ですが、すごく楽観的に言うと、放送が金に換わるラジオ=ニューラジオということです。
いや、それじゃ今までのラジオも一緒じゃないか、あれも放送が金に換わっていたよといわれるかもしれませんが、それは違います。
今までは、時間が金に換わっていただけです。
時間は電波と言い換えてもいいです。
売っていたのは放送じゃない、時間や電波なのだと。
放送をラジオが売る、これからはそれにもっと力を入れないといけない。
何だ、結局へ理屈かよ〜。
そんな声が聞こえてきそうですね。
いえ、かまいませんよ、何しろ私の言うニューラジオなんて、私の勝手な妄想かもしれないのですから。
ただ、それをもう少し分かりやすく言うと、「今までラジオを売っていたのは広告代理店であり、ラジオはただ電波や時間を代理店にゆだねていただけ」ということです。
確かに自分で売っていた時間枠もあったでしょうが、ほとんどは代理店に商品化を預けていたと思うのです。
自分でラジオを商品化し、それをクライアントに売っていたというわけではないのではないかと。
だから、コミュニティFMに現役だった放送マンが参加しても、ラジオの商品化には成功しないのです。
コミュニティFMをまだ売れる人は、元代理店マンであり、ミニコミの営業経験者だった人です。
ただ、それは放送を売っているわけではありません。
相変わらず時間を売り、電波を売っているだけなのです。
そんなものは要らない、という街のクライアントの言葉は、そんな形にならない、あやふやなものに使う金は一円たりとも出さないと言われていると考えてよいでしょう。
放送は、商品です。
それも具体的に見える商品にしないといけません。
それが、ラジオではない、ニューラジオだとなると、ちょっと中味が生まれてくるような気がしませんか。
ということで、わけのわからないニューラジオの話、明日からしばらくやらせてもらいます。


しかし、皆さんからボロクソに言われそうな気がします。
ちょっとコメントが怖いですね・・・。