フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ついにというか・・・

今日の日経ニューメディア(ITpro)に「TBSラジオなど3社,地上デジタルラジオでAMラジオのサイマル放送」という記事が出ました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080918/315071/
へ〜、やっと許可が出たのかというのが率直な感想といいましょうか。
LLC陣営の並々ならぬ意思をそこに感じたりするわけです。
少し引用します。


TBSラジオ&コミュニケーションズと文化放送ニッポン放送のAMラジオ放送3社は2008年9月18日,デジタルラジオ推進協会DRP)が行っている地上デジタルラジオの実用化試験放送において,自社のAMラジオのサイマル放送(同じ番組編成の放送)を9月29日に開始すると発表した。地上デジタルラジオ放送受信機でAMラジオ放送も聴取できるようにすることで3社は,2011年7月以降の本放送の開始に向けて,地上デジタルラジオ放送の普及に弾みを付けたい意向だ。
普及に弾みをつけるというよりも、新しい周波数は私たちが使う、これが決意の証だというのではないでしょうか。
サイマル放送はやってはいけないと総務省は最初は言っていた記憶があるのですが、OKになったんですね。
さて、これでTFMは黙っているのでしょうか。
何しろ、東京も大阪もAM放送の混信がますます激しくなっており、デジタルでクリアに聞けるなら受信機を買ってもいいかなと思う人も増えるはずです。
そうなると、AM陣営がサイマル放送を既得権化し、ひいてはV-Low帯の権利を押さえることになるかもしれないからです。
TFMvsLLC、いよいよ第一ラウンドの始まりというところでしょうか。


さて、しばらくマルチメディア放送関連の情報を書いてきましたが、そろそろ本題のコミュニティFMに話題を戻したいと思います。
V-Lowの問題は、コミュニティFMも大いに関係することですが、2011年までは動きようがないのでとりあえずこれぐらいで。
明日からのシリーズにまたご期待ください。