フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

マルチメディア放送を考える・3

私の第一の疑問は、携帯で本当にラジオを聞くか?ということでした。
では、第二の疑問は?
それは、だいたいラジオをデジタル化するにあたって、そんなに付加価値をつけないといけないものだろうかということです。
仕方がない、それが総務省の方針なのだからと言われているのですが、何か今ひとつ納得できません。
ハイブリッドラジオでいいじゃない、アナログもデジタルも一緒にして流せば、少なくとも電波の有効利用にはなるじゃないかと思うのです。
でも、それは論外、新しい付加価値のついたマルチメディア放送でなければ、新しい電波を認可しないと言われれば、もっともらしいサービスをこじつけ的に考えないといけなくなるのでしょう。
だから、これはもはやラジオ放送の新しい形ではない、新しい電波をとりあえず既存の放送業者に割り当てるから、その帯域を使った新しいサービスを考えろと言っていると考えるべきなのだと思います。
何だ、ラジオじゃないんだ、V-Lowの電波帯使った新しい利権をあげると言われているんだ、TFMの解釈は揶揄的に言うとこうなるのではないでしょうか。
LLCは相変わらずラジオ放送をやろうとし、TFMはマルチメディア放送をやろうとする。
そして、私のような部外者から見ると、どちらもさほど成功するようなビジネスモデルを持っていないのではと思ってしまうのです。


などと書いていると、又々、ある放送関係者からお誘いの電話がありました。
この続きは、明日書くことにしますのでご了承ください。