フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

サザンのライブ

全国の民放FM53局で放送された「サザンオールスターズの30周年記念ライブ」。
深夜1時から90分にわたって放送されたわけですが、予想以上に聞けましたね。
余計なナレーションもトークも一切なし。
ただライブの時に演奏された曲が、いいバランスで流れていたという印象を持ちました。
作り手側が、リスナーの感性をよく理解しているといいますか、手馴れているという感じといいますか。
いわゆるプロの仕事だったんだと思います。
曲目を全く言わないのは、auの携帯電話で聞くことを意識しているのでしょう。
知りたければ、画面を見てくださいというメッセージが含まれていると理解しました。
サザンの曲はほとんどの人が知っていると思われるので、曲目をわざわざ放送しなくても文句を言う人はいないでしょうし。
全国でどれぐらいのリスナーがこの番組を聞いたのでしょうか。
せっかく53局で放送したのですから、何らかの形でリスナーに関する調査をすれば、ラジオに対する認識がまた深まるのではないかと思いました。
番組のスポンサーはKDDIなのだろうとかってに思っていましたが、実際はトヨタでした。
いったいどれぐらいのスポンサー料だったのでしょうね。
今度関係者にちょっと聞いてみたいと思います。
ラジオを活性化するために、全局が一致団結してアピールすることの力を再認識いたしました。
やれることはまだまだありそうな気がします。