フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

連載・ラジオの時代〜とりあえず

今日の朝日の夕刊、石垣島の話ではなく、奄美大島だった。
とはいえ、昨日に続いて、これといって参考になることもなかった。
全くコミュニティFMを知らない人には、それなりの面白い読み物なのだろうが、私にはちょっと。
ということで、明日から「ラジオの時代」に触れることはやめることにした。
このまま、こんな話だけで終らないことを念願している。


7月から、あるミュージシャンのプロモーションを手伝っている。
20代の頃、そこそこ話題になったアーチストなのだが、一時期家業を継ぎ、その後また音楽の世界へ戻ってきた。
40歳台となると、もはや若い子対象にパーと売れるなどということもない。
本人は、また脚光をあびる時を夢見ているようだが、それよりも発売したCDを一枚ずつ売って、月に1回ぐらいはライブができるようにならないとと言ってはいるのだが。
その彼が、コミュニティFMのパーソナリティを始めた。
コミュニティFMの社長に直接頼まれたとかで、プロモーションになればいい、ギャラはほとんど出ないけどと言っていた。
ギャラは1回1万円でももらった方がいいよ。
お互いに、お金を間において、バランスをとった方が、結局は面白い番組になるはずだから、と私。
それでも、金が出ないのなら、引き受けた以上1ヶ月はやってから「ノーギャラなら、これ以上はできません」と言って断わりなさいとアドバイス
やはり、どこかギブ&テイクというか、何らかの恩義が間にできてこそ、信頼関係って生まれるはずだと思うからだ。
ボランティアに対して、コミュニティFM側が何も恩義を感じない、やりたい人にやらさせてあげているという態度では、信頼関係は生まれないというのは、皆さんご承知のとおりだろう。
とにかく、自分はプロなんだ、私を待っている人はたくさんいるんだと思えるなら、ノーギャラなんてありえないはず。
3000円でも5000円でもいい、とにかくその仕事をすることによって、何がしかの金が手元に残るだけのギャラは要求すべきだろう。
例え、今は1円ももらっていない方も、その仕事は必ずリスナーを増やすと思えるなら、堂々と報酬を要求すべきだ。
それで、ノーと言われれば、潔くその場を去るべきだと私は思うのだが。