フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

連載・ラジオの時代〜つづき

朝日新聞夕刊「ラジオの時代」、今日は北海道のコミュニティFMというか、三角山放送局の周辺が語られていた。
サイマルラジオのことも少し取り上げられていたが、注目するような個所は私にはなかった。
一般的に、マスコミがコミュニティFMを語る時の特徴として、送り手側の情報がほとんどということがある。
当事者に取材するのは、記事を書く上で当然なのだが、取材者側があまりラジオを聞いていないのではないかと思うことが多い。
自分が聞いていないから、リスナーの気持が的確につかめていない。
送り手側の意見を聞くだけでは、すべてが見えてくるわけではないのに、何故か関係者の話だけで記事をまとめてしまっている。
せっかく北海道のコミュニティFMを取り上げているのだから、リスナーがどうコミュニティFMを受け入れているかを取材してほしいと思うのだ。
北海道は広すぎる。
だから、地元の情報をラジオで聞こうと思うなら、コミュニティFMが一番相応しいのではないかと想像できる。
そんなに大きな売上は期待できないが、コミュニティFMを維持するぐらいの利益は確保できるのではないだろうか。
自治体も、地域の情報を発信する機能に大いに期待しているはずだ。
さて、明日の「ラジオの時代」は南の島をとりあげるという。
まず辺境から、コミュニティFMを俯瞰していこうというのだろうか。
石垣島の話なら、大いに興味をもてそうだ。