フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

おいしいラジオ・8

6月18日の「おいしいラジオ・6」に3secさんからいただいたコメントは示唆的でした。


広告を出す出さないを決めるファクターは「効果があるかないか」。これだけです。寄付とかイベントへの協賛金を集めるような感覚で営業をしているCFMがホントに多いのです。
効果のないものに、これだけ放送したのだからこれだけの金をくれと言われても・・という感じがしませんか。
ラジオ局が求める対価は、効果と比例するものでなくてはならないと確かに思います。
うちの定価はこうなっていますから、それをもらわないと放送しませんという態度は潔いのですが、それで商売に果たしてなるのかなと心配してしまいます。
一昨年のこのブログで、私はレスポンス広告について4回にわたって書いています。
(2006-11-29〜2006-12-3)
レスポンス広告とは、ダイレクトレスポンス広告ともいい、旧来のイメージ(ブランド)広告に対して、直接、顧客からの注文や問い合わせを受け付けることが目的の広告のことといわれています。
ラジオショッピングがこれに当たるわけですが、とりわけ自動車保険や生命保険などのスポットも顕著な例ではないかと思います。
問合せ1本に対していくら、資料請求1本に対していくらとか。
成約に対していくらというのもありますが、ラジオ局でそこまでやっているところはそれほど多くないかもしれません。
レスポンス広告も強く言い出したのは、広告代理店でしょう。
ラジオ局がレスポンス広告をいやがるなら未来はないよ、などと言っていた代理店マンもおられました。
その結果が、AM局のスポット出稿の60%がダイレクトレスポンス広告という現実なのでしょう。
ま、このあたり詳しくは上記の「レスポンス広告1〜4」をご覧いただければと思います。
コミュニティFMの方々も、どこかでこう思っておられませんか。
私たちの放送を本当にどれぐらい聞いておられるのか、どれだけのリスナーが放送に反応してくれるのか、それを正直に言えば、今のような金は払ってくれないだろう、と。
だから、レスポンス広告などはできるだけやりたくない。
レスポンス0なんてことになったら、今後どうラジオを売っていいかわからない。
実は、そんな例、県域ラジオでもAMでも容易に起こっているのです。
明日は、そのあたりの話でも書いてみます。