フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

おいしいラジオ・番外〜レスポンス0

レスポンス0の話を簡単にしておきます。
こんな例があります。
あるパソコン系のクライアントが、某局を使って生CMを流しました。
60秒スポット扱いです。
局の看板番組で、そこそこ面白く商品を紹介。
電話番号も流れて、さあ、注文の電話がかかってくるぞと受付センターは緊張。
(といっても、センター自体は某局のエリアにないので、実際は放送したかどうかわからない。)
しかし、待てど暮らせど、一本の電話もない。
たまに間違い電話とか、冷やかしが入るぐらいだったとか。
おかしいじゃないか、本当に放送したのか、どんな内容だ?
某局の営業は、あたふた。
反応ゼロって、どういうことだ。
後は、適当な理由を見つけてくどくどと説明。
別にサービスをしますから、申し訳ありませんでしたという話に。
多分、ターゲットと商品のミスマッチだったのでしょうが、何にせよ、レスポンス0なんて、容易に起こるということだけは確かなようです。
今年に入ってからも、そんな例を散見させていただきました。
10万も生CM料に払って、反応0ではクライアントもラジオ局もどちらも困るわけですね。
レスポンス広告の怖さというわけですが、私から言わせて貰いますと、それを怖がっているようではラジオの進歩はないと思います。
反応がないような番組の作り方をしていること自体が間違いと申しましょうか。
いずれにせよ、誤解を生みかねないマイナスイメージが流れないよう、お互い自戒しないといけませんね.