フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

おいしいラジオ・7

ことのついでに言いますが、私はコミュニティFMを頭から否定しているわけではありません。
コミュニティFMなんか、ダメダメ、相手にしない、なんてこれっぽっちも思っていません。
例えば、あるFM番組を作っているとして、コミュニティFM側がOKならばネットしてみたいと思うこともあります。
その地域の人に聞いてもらいたい、と思ったときに、県域FMよりもコミュニティFMを取ることはありえることです。
一番の理由は、コストです。
1時間の番組をネットしたいと思ったとき、コミュニティFMだとひょっとしたら月1万ぐらいで受けてくれるかもしれない。
ラッキーな場合は、無料でもOKなんてことも。
県域だと、そんな額で誰が受けると言われるでしょう。
つまり、コミュニティFMがリーズナブルな対応をしてくれれば、ぜひネットを受けてほしいと思えるからです。
もちろん、高いことを言われれば、端から相手にするつもりはなくなるでしょうが。
放送時間は別にどこでもいいのですが、J-WAVEをそのまま再送信されている局なら、その周辺がいいですね。
ちょっとチープな感じの自社制作番組の周辺はお断りしたくなります。
とにかく、まあまあリスナーがおられて、地域では一応認知されていて、できれば評価する人も少しはいて、それでいてリーズナブルな料金設定なら、ネットする価値はあるでしょうね。
ネットする側から、生意気を言わせていただくと。
最初は、とにかく無料で流す。
反応があるとわかれば、その範囲で料金を支払う。
こういうシステムを提示してもらえれば、じゃ、一度ネットしてみようかということになるのではないか。
根拠がわからない料金設定を提示されても、「はい、そうですか」とはなかなか言いにくい。
どうでしょう、この考え方、コミュニティFMの方々にはトンデモ発想でしょうか。
結局、コミュニティFMの価値を客観的に計算する指標がないんですね。
だから、スポットいくら、タイムいくら、と言われても、そんな価値があるかどうか、部外者にはわからないし、その与信能力もないような気がするのです。
とにかく、今日はちょっと思い切って、言いたい放題を書いて見ました。