ラジオショッピング余話

今日あるラジオ局の方から、最近ラジオショッピングの売れ行きが落ちているという話を聞きました。
ショッピングは飽和状態ではないかという意見でしたが、そうかもしれませんね。
BSテレビは朝から晩までテレビショッピング。
独立Ｕ局もほとんど同じだし、ＣＳテレビもショッピング一色。
インターネットは言わずもがな。
キー局ですら、通販のお世話にならないと売上が伸びない時代になっています。
猫も杓子も通販通販では、ラジオのシェアなど落ちる一方でしょう。
いい機会ですから、ラジオショッピングなんかやめますか？
というか、やめる主体は通販のクライアントの方かもしれませんね。
ラジオは自分からやめますとはとても言えないでしょうし。
ところで、先ほどまである代理店の方と会食をしていました。
ラジオは主体性を主張できる局だけが生き残るみたいな話をされていました。
ラジオのプレゼンテーションをきっちりとできる局なら、売ってみようかという気になるそうです。
付和雷同みたいなラジオは要らないとおっしゃるのでしょうか。
独自性を失わないラジオ、多分必要なのはそういった矜持なのかもしれません。


クロスＦＭの件、確かに深刻な話です。
再建への道は相当きつそうですが、これをきっかけに別のＦＭ局の生き方が提起されることを切に望みます。