フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミュニティFMなんかいらない?・4

私はずっと都会生まれ、都会育ちなので、地方の方が時々言われる「J-WAVEが聞けなくなるのでコミュニティFMがなくなると困る」という気持ちがあまり理解できない。
地元の情報より東京の情報の方が聞きたいというのはどういう心境なのだろう。
東京の情報を聞いてどうしようというのだろう。
たとえ東京への憧れがあるにしても、毎日の話なのだから地元の情報の方が有意義ではないのか。
環八外回り、人見街道交差点を頭に3キロの渋滞、なんていう交通情報から何を得ることができるというのだろう。
もっとも、地方のJ-WAVEを聞きたい派は決して多数ではない、大多数の人はJ-WAVEにそれほど興味を持っていないと言われる方もおられるかもしれない。
実際のところ、コミュニティFMJ-WAVEはどれだけ有効なのだろうか。
当事者の方々はどう思っておられるのだろう。
そういえば、先日TBSの永六輔さんの番組を東京から沖縄に引っ越した人が今も聞いていますというお便りが紹介されていた。
沖縄でそんなにクリアにTBSが聞けるのかは知らない。
しかし、それでも永六輔さんの番組を聞きたいという気持ちは私もわからないでもない。
東京にいる時、大阪の毎日放送を聞きたいと思って、聞き取りにくい放送に耳をすましたことがある。
ありがとう浜村淳です」のインターネット放送が始まったとき、毎日毎日アップされた番組を聞きながらパソコンに向かって作業をしていたこともある。
外国にいたら、多分この番組は死ぬほど懐かしいだろうなと思ったものだった。
例えば自分が関西人で、アルゼンチンにいて回りに日本人(関西人)がほとんどいなかったとしたら、浜村さんの「まあ、みなさん聞いてください。」というまったりした声を聞いたら、無性に日本が、大阪が恋しくなるのではなかろうか。
話がそれたかもしれない。
地方のコミュニティFMファンは、何故J-WAVEを聞きたくなるのか。
J-WAVEの聞けないコミュニティFMなんていらない、という結論になるのだろうか。
あなたはどう思われますか?