フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ディレクターの嘆き

中堅のディレクター君としばらく話をした。
今年、何とかならないと私はこの業界をやめる覚悟だという。
いや、自分の仕事がなくなればやめると言っているのではない。
私の言い分が通らないような放送局なら、こんな業界にいる価値はないと言っているのだ。
やる気のないプロデューサー、やる気のない編成責任者達。
そんな番組内容で、どうやって売上を上げる気ですか。
しかも、制作費をますます下げているくせに。
彼の苛立ちが静かに私に伝わってくる。
そうだね、何とかしないといけないねと答えながら、私に何ができるだろうかと考える。
私なりにソリューションはある、そう思っている。
だが、それを説明して、理解してくれる関係者がどれだけいるだろうかと不安に思うことは確か。
「柔」の歌詞に「口で言うより手のほうが早い 馬鹿を相手のときじゃない」というのがある。
そうなのだ、今の放送業界、口で言うより手のほうが早いのである。
説得する労力なんか無駄以外の何ものでもない。