フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

会議は踊る

さすが放送業界である。
4月の改編を迎え、番組関係者は会議に次ぐ会議。
ついでに、上司の叱咤激励があちこちから聞こえてきてなかなか賑やかだ。
クライアントが落ちる話が7割、新規のプロモート話が3割というところか。
ディスカウントするから、何とか提供を継続してほしいという悲鳴すら聞こえてくる。
それと深夜枠の生放送番組が終了、録音番組に切り替わるという話もよく聞く。
オールナイトニッポンが全盛だった頃は、スポット枠などなかなか空きが出なかったのに、今や埋まっていることの方が珍しくなったとか。
空しく社告と公共広告機構のスポットが流れている。
商品化の失敗ということか。
深夜放送をもう一度売れる商品へと転化させないといけないのだが、誰もやっているように見えない。
毎日会議で何を議論しているのだろう。
私は、別に放送局の人間ではないので議論の中味までは知らない。
方針が出てきてから、プラン出しすることになるが、その方針がわけわからん状態。
誰もラジオの新しい生き方を提示できないのだろう。
さて、コミュニティFMはどうだろうか。


今日、ある方からコミュニティFMの開局についての問合せを受けた。
コミュニティFMを地域の広報に限定して使いたいという話だったが、確かにそういうシンプルなコミュニティFMもあってもいいかと思う。
でも、現場の制作者たちは、それで満足できるのかなと思ったりした。
割り切ってしまえばそれも良しという気もするが、それは大人の対応すぎるかも。