フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

サービス合戦

今日のNIKKEI NETにこんな記事があった。
ソフトバンクモバイルが9カ月連続で1位となった。純増は20万700件で、自社契約者同士の定額制などで割安なイメージが定着し、新規契約を伸ばした。
2位はKDDIで、8万2700件の純増。昨年末に予定していた高機能機種の発売が1月にも間に合わず伸び悩んだ。ドコモは1万9800件の純増にとどまった。 」
それで思い出したのだが、友人の高校生の娘さん、今は携帯を2台持っているという話。
1台は、買ったばかりのソフトバンク、これは友人との通話用だという。
もう1台は、NTTdocomoで着信専用らしい。
へえ〜と感心していると、また別の友人が同じようなことを言う。
うちの娘、携帯を2台持っているんだよ〜。
どうやら、女子高校生の間で携帯を2台持つのがデフォルトになりつつあるようだ。
元々2台もつつもりはなかったのだと思う。
たいていはNTTやauだったのが、ソフトバンクが通話料無料のホワイトプランを打ち出したので通話はそちらに切り替え始めたのだろう。
かといって、NTTをすぐに解約すると損なので、それは着信とメール用に残しているというのが真相ではないだろうか。
多分、携帯を2台持つ女子高校生は日々増加しつつあるはず。
それが、純増20万件の実態ではないかと思うのだ。
しかも最近は学割まで始めているのだから、これからますますソフトバンクの加入者は増えるはずだ。
ソフトバンクのコマーシャルでいじめを助長すると顰蹙をかったコマーシャル(女子高校生ごきげんようバージョン)の世界が、今そこに生まれ始めているのではと思ったりするのだが、実際はどうなのだろう。
ここまで孫社長が読みきっていたとするならば大したものだと思うのだが。
さて、これから縛りの切れはじめるNTTdocomoはますますやばくなるかも。
どこまで危機感があるのかはよく知らないが。
それにしても、携帯電話の世界の競争は熾烈である。
ラジオ業界もこれぐらいのサービス合戦をすればいいのにと思うが、所詮は共存共栄の談合組織なのだから、そんな気のきいたサービスなんて考えるはずもなし、かも。
さて、こんな状況で本当にいいのでしょうかね。