フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ラジオとイベント

今日あるクライアントの方とお話をさせていただいた。
商品展示を含めたイベントを計画されているとのことで、集客のためにどうしたらいいかの相談だった。
今のところ、新聞などの活字媒体がメインで、後はDM、インターネットを考えているとのこと。
放送という選択肢は今のところ考えていないと言われるので、景気付けにラジオを使うのも手ですよと提案させてもらった。
効果がどうというよりも、活字にラジオ(FM)で特番を組むという表記をすれば、イメージ的にアップするはずと言うのが私の主張だった。
新聞や雑誌でイベントを見た人は、そうかラジオでも特集するんだという感想を必ず持たれるだろうし、それがイベントを差別化すると思うからだ。
スポットや番組内のパブリシティによって客を呼ぶという方法も否定するつもりはないが、ラジオに過度にそれを期待するのは難しいだろう。
ラジオに瞬発力(即効力)を求めるのは酷だというのが私の意見だ。
瞬発力を求めるならテレビを使えばいい、ただしコストパフォーマンス的に言ってあまり推奨できないことだが。
「ラジオで取り上げられました。」「ラジオでも大人気」「どこそこラジオのパーソナリティ〇〇さんが来場」という活字の見出しが持つ吸引力は馬鹿にならないと思う。
しかも、テレビに比べてラジオは圧倒的に安い。(リーズナブルと言った方が近いが)
とにかくラジオは単体で使うのではなく、必ず活字媒体とミックスされることをお薦めする。
前にも書いたと思うが、「invisibleなブランドはvisibleを、visibleなブランドはinvisibleを売りにするのが拡販の秘訣である。」というのが原則なのだ。
ラジオはinvisibleである。
それをvisibleにするには、活字媒体やWebサイトとのコラボレートが不可欠だと私は思うのだ。
別の意味でも、ラジオに重要なことはイベントと言う形でのラジオのvisible化だろう。
ラジオとイベントは不即不離という関係かもしれない。
などと今日の打合せを終えて感じた次第である。