フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

本当はどうなんだろう?

昨日の西田珠美さんの話。
共感される方が多いのに少しだけですが驚いています。
タレントの気持に気づかない制作者が増えているのでしょうか。
私が番組を作る時に重視していたことは、どうすればタレントさんの能力を100%出してもらえるかでした。
適当に時間をつぶされるのが一番嫌だったので、タレントさんを迎える時私は目一杯情報を持って対応していました。
あなたが必要なものは、全部用意してある。
だから、存分に力を発揮してほしいというスタンスだったと思います。
でも、それは簡単な作業ではありませんでした。
使うか使わないかわからない情報でも、可能な限り集めるという作業はとんでもない時間を食います。
それでも私はタレントに負けたくない気持で毎日仕事をしていたのだと思います。
今時、タレントに負けたくない、DJに負けたくないなんて思わないのかもしれません。
そうそう、ある人から聞いた話を思い出しました。
ある構成作家が、放送局を馬鹿にしてこういったのだそうです。
「ここのディレクターは、台本の書き方も知らん。」と。
そんなことを言われて、ディレクターは腹が立たないのでしょうか。
台本ぐらい書けるさ、君がいるから書かなかっただけだと言い返したくなりませんか。
私のスタッフがこんなことを言っていました。
「ぼくはディレクターしかやったことがないけど、番組に出たら的確なしゃべりができる自信はあります。今のタレントさんも一度ディレクターの経験をすれば、もっと番組の流れとか裏方の苦労がわかるはずなんですけどね。」
西田さんが、指摘されていた「ディレクターの熱意・愛情・いい意味でのプライドで番組は決まる」という言葉、確かに忘れたくないですよね。