放送局のWebサイト

放送局のWebサイトには、前から不満に思っている。
私の知りたいことに対する答がきわめて見つけにくいのだ。
ひょっとしたら、その答は用意されていないかもしれない。
だが、それすら確認のしようがないというのがほとんどだろう。
放送局のサイトに、リスナーが訪問する理由に対して、放送局はどれだけデータを持っているのだろう。
ユーザーのニーズにプライオリティを設けているようにもあまり思えない。
早い話、他の局や他のサイトを参考にしてサイトを構築しているだけのようなのだ。
曲名を知りたい、あるいは、今話題にしているイベントの連絡先を知りたい、ショップの場所を知りたい。
リスナーはラジオを聞きながら、様々なニーズを持つ。
その答がサイトにあるなら、PCを使ったり、ケータイを使ったりして、アクセスしようとするだろう。
リスナーのソリューションが用意されていない、それが今のほとんどの放送局のサイトの現状ではないだろうか。
これは単なるサービスでやっている、金をとっているわけではないのだから、ニーズに100％対応する必要はないと考えているのかもしれない。
確かに、どの局もWebサイトに使う金は微々たる額だ。
商品は放送だ。
番組制作に使える金も年々減額されているのに、サイトに回せる金などあるわけがないと言われるかもしれない。
とはいえ、私の中の不満はそれですまない。
私のようなサイトに情報を求めるものをビジネス化することだって、できないはずはないのではと思う。
ネットビジネスに対して持つ放送局のアドバンテージは微々たる物ではない。
灯台下暗し、ということなのだろうか。
コミュニティFMの皆さんのサイト運営コンセプトを一度お聞かせ願えればと思う次第である。




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