フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

2008年の展望・2

あるラジオ局の役員の方からお話を伺いました。
「今年は、ラジオ反抗の年である。3月までには何が何でも予算の達成。4月からは昨年実績の15%アップは石にかじりついてでもやる。社員にも強くそれを求めている。」とのこと。
力強い言葉に、久しぶりに迫力を感じさせていただきました。
そんなこと本当にできるのという気がしないでもありませんが、その心意気や良しというところでしょうか。
確かに、そんなの無理だと言ってしまえば、人間はそれでおしまいです。
できないことはできないというのも一面の真実ですが、悲しいかな「イソップのきつね」の例もあるのです。
頭だけで、すべてを判断してはいけない。
求めよ、さらば与えられんというのもまた真実ということかもしれません。
売上を上げるのに必要なのは、まず行動力です。
まず自分が率先して動かないと、世の中も動きません。
伝聞だけで、世の中を判断するものの何と多いことでしょうか。
などと言いましたが、だからと言って、動けば何でも成就するというものではありません。
ラジオ業界の未来が必ずしも明るくないというのは否定できない事実です。
ラジオがラジオのままでおれた時代は、幸せな時代なのです。
ラジオ・デイズは、もはや過ぎ去った時といえるでしょう。
今さら、大衆はラジオに何を求めるでしょうか。
ラジオに何ができるのか、ラジオを作っているものがどんな可能性をラジオに見出しているのか。
そのあたりを明日は考えてみたいと思います。