フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

2008年の展望

福袋が例年にもまして売れているといいます。
商品の中味が年を追うごとに充実してきている、前より当たり外れがなくなった、ユーザーのニーズにより近い形で福袋が演出されはじめているのでしょう。
私も、ユニクロとか男性ウェアの店で1万円程度の福袋を何度か手にとりましたが、結局今年も買うことはありませんでした。
悪いけど、そこまで信用はしていませんよといいたい気分です。
店の方も、私が買うことなど最初から当てにしていないと思いますが。
所詮、華やかに見えても、店から見れば在庫一斉処分にすぎないのです。
テレビのスポットや、電車の中吊り広告で、「バーゲン」という言葉が氾濫していますが、これも同じ在庫を早く現金に変えておこうという業者の意思の現れでしょう。
季節物の在庫を抱えているより、フレキシビリティの高い現金に変える方が正しいに決まっています。
少々、損が発生したとしても。
ところで、最近ラジオのバーゲンスポットって減りましたね。
私の営業時代は、FM局はファッション性というイメージを維持しておりましたから、バーゲンといえば例え額は少なくとも、色んなところから出稿をいただいていましたが、今やFM=ファッションという図式は必ずしも成立しなくなったようです。
できればFM=f1層と行きたいところなのですが、あんまりf1層のライフスタイルに必要なアイテムというイメージはなくなったのかもしれません。
コミュニティFMとなると、もはやファッショナブルなメディアという受け止め方はあまりされないようです。
確かに、ファッショナブルなブランド・イメージって、あれば便利なんですよね。
コマーシャル自体も、ファッショナブルなイメージを作ってくれるわけですから、ある意味人の褌で相撲をとることもできるわけですし。
言い方は悪いですが、地元の地味なスポットが流れていると、どうしてもf1層には歓迎されないのも仕方がないかもしれませんね。
さて、2008年はラジオにとってどんな年になるでしょうか。
しばらくそのあたりを考えてみることにしましょうか。


ところで、明日は私事のため、休載するもしれませんが、その時はご了解ください。