フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ラジオCMを作ろう・4

世の中には色んな人がいる。
朝から一日営業活動をして、つくづくそう思った。
先ほどまで予算1億〜2億の話をしていたのだが、申し訳ないけど億単位の広告費をハンドリングできるような人ではなかった。
普段から億の金を使い慣れていない人が、背伸びして億単位の話をすると滑稽である。
人は、自分サイズの話をするのが一番説得力がある。
キー局のラジオはキー局としてのサイズを、コミュニティFMならコミュニティFMのサイズをというように。
自分より大き目のサイズを言いたい気持はわかるが、心が伝わらないのだ。
脳内妄想といえば、少し言い過ぎかもしれないが。
コミュニティFMのクライアントは、商圏も小さいし、宣伝費も少ないところが多いだろう。
それに対応するのに、広域局の発想を持ち出しても仕方がない。
コンビ二なら、お近くのローソンへと言えば済むのかもしれないが。


さてラジオCM。
今日は銭湯「巴湯」の巻、20秒。


お湯の音、「ちゃぽ〜ん」
男「ああ、いい湯だ」


一日の疲れをいやす、憩いの銭湯「巴湯」
低温サウナと、バスクリン風呂が女性の方に大人気です。


今里筋線清水駅」西へ1分。
銭湯「巴湯」


子供「パパ、明日も行こうね。」


ラジオで、効果音というのは意外とアテンションになる。(シズル感なんてものもある)
それに、人間の声で心底気持いい〜という感情は好印象で受け止められるものだ。
女性客への気配りをちょっと入れて、最後は子供の声で〆る。
ま、それほど悪くないCMかも。