フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

FMはラジオではない?

「FMはラジオではない」という考え方は、今のところあまり賛同を得られていないようです。
FMもまたラジオだ、コミュニティFMもそのラインの上にあるとお考えの方が多いかもしれません。
チューナー上で、AMからFMへとシークエンスになって並んでいる印象は私にはありません。
マシーン的には、AMからFMへの切り替えというのが行われています。
プリセット機能がついていれば、AMであろうとFMであろうとマニュアル的には差がないようですが、私のラジオは一々切り替える方式です。
切り替えるという作業は、カテゴリーの差というかディメンションの差のようなものを感じさせます。
だから、FMはAMでないというフレーズに納得されるかたもおられると思います。
今さら音質の差が何だと言う方は、切り替えという作業を意識的にされないのではないかと思わないでもありません。
そういえば、ヤフーの番組表は、AMとFMでページの切り替えが必要ですね。
しかも、プライオリティ的にAMが先なのですが、これはAMのほうがヤフー・ユーザーの支持が多いということなのでしょうか。
それとも、何らかの別の力というか配慮が働いているのか。
しかし、新聞などでは相変わらずFMのほうが紙面の割合が多いようです。
このあたりのマスコミの意識って、どうなっているのでしょうね。
AMもFMも十分に聞けない地域が日本にはまだまだある、コミュニティFMはとにかくラジオというメディアとしてその機能を果たさなければならないと考えられる人が多いこともよくわかりました。
コミュニティFMをリスニングルームで聞く人なんかいないよ、と言われたら、何とお答えすればよいやら。
「FMはラジオではない」というのを一つの問題提起だとお考えいただくとありがたいと思います。
私がここで書きたいと思うのは、常に「発想」なのですから。