フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

radiostar

今週前半は、番組収録のためバタバタしてしまった。
おかげで、10/1に銀座のアップル・ストアで行われた「RadioStarーネットとラジオの新たなカタチ」というイベントに出席できなかった
コンピュータとインターネットを使って誰でもラジオ番組を放送できる新しいサービス、RadioStarの紹介とサイトには書かれていた。
JCBA(日本コミュニティ放送協会)とキャスタリア㈱とのコラボレートらしいが、残念ながらradiostarに関する知識は私にはない。
概略は以下のサイトに紹介されているのでご参考までに。
http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20357362,00.htm
多分、コミュニティFMが利用しやすいコンテンツのデータ・バンクを考えているのだと思う。
個人でも番組コンテンツを作れば、自由にデータをアップでき、そのコンテンツを利用したいコミュニティFMがあれば、簡単にそれをダウンロードして放送できるというシステムのようである。
JCBAは相当以前から、インターネットを使ったコンテンツの共有システムを模索してきたと聞いている。
これまでにもシステムは色々と考えられたが、実際にそれを導入するとなると色々と障害が出てきて、なかなかうまく行かないという話だったと思う。
今回のradiostarも、全コミュニティFMがイチニのサンで活用するということにはなかなかならないかもしれない。
ベータ版が公開されていて、登録すれば、個人でも使えると書いてあったので、何度かアクセスしようとしたがうまくいかない。
個人的には面白そうなのだが、中味を見てみないと何ともいえないだろう。
お使いになった方があれば、コメントをいただけると嬉しい。
ところで、このシステム、どこで利益を出すのだろうか。
コミュニティFMを顧客として考えられたシステムは、正直言ってほとんどビジネスにはならないと思う。
とにかくコミュニティFMのほとんどは、新たな投資費用をほとんど持たない。
月に10万円新たに予算を組むのでも、議論百出の状況だ。
確かにコミュニティFMには便利かもしれないが、これを考えた人はどこで儲けるのだろう。
不特定多数を相手にするわけではないから、バナ―広告も期待できないし、さほどの個人データも収集できないだろう。
アップされたコンテンツを売ることによって、マージンを得るにしてもコミュニティFMから得られる金など微々たる物だ。
おそらく私の知らないビジネスチャンスがここにはあるのだろう。
少し調べてみようと思っている。