フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

立場

私も時々、コミュニティFMの社長さんと酒を酌み交わしながら、お話させてもらうことがあります。
耳の痛いことも書いてきましたが、どの社長さんも私の言葉に寛容でした。
わかる人はわかっておられたのだと思います。
私が少々言い過ぎることでも、暖かく受け止めていただけました。
社長となると、無責任なことは言えない、でも、問題点はどの方もおわかりになっているのだとその時思いました。
立場によって、言える範囲が違うのでしょう。
安全地帯にいて、好き勝手言える私なんか、とても幸せなんだと思います。
おまえなんかに何がわかると言われても仕方がない、でも、そんな私の書いたつたない文章を毎回毎回読んでいただける、感謝しないといけないと思っております。
コミュニティFMなんて、どうやっても儲からない、なんてことを言われて喜ぶ方はおられないでしょう。
やり方次第では何とかなる、またそういい続けないかぎり、実際にコミュニティFMのために汗を流してくれているスタッフの立場がないではないか。
私にも痛いほどわかります。
俺達はみんな貧しい、でも俺達には夢がある、人々の支持がある、今の放送をやめるわけにはいかない、それを聞いている人が一人でもいる限り、努力をやめてはいけないのだ。
コミュニティFMって、そういう一人一人の気持が支えているんだと思いますよ。
それゆえに、私はこの欄を使ってエールを皆さんに送っているつもりでいるのです。
スポットライトが当たる世界のみに人は生きているわけではありません。
遍く照らす光でありたい、たとえそれが蛍の光のように危ういものであろうと。
生意気言って申し訳ないですが。