フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

供給過剰

久しぶりに、仲間の映画プロデューサーと会い、先ほどまで新宿で飲んでいた。
おかげで頭があまり働かない。
私は、昨今映画製作者をとりまく環境はだいぶ良くなっているだろうと思っていたのだが、彼によればそれゆえに供給過剰になっているという。
映画というものは、大体1〜2年先に上映することを前提に製作される。
それゆえ実際のニーズとの齟齬が生まれやすいのだ。
とにかく今映画をとっても、1〜2年先の上映ニーズがどれだけあるかはわからない。
多分、しばらく今の供給過多は続くだろう。
映画の二次利用による製作費の回収は確かにやりやすくなっているが、せっかく中味のある作品を作っても、ほとんど印象に残らないまま終ってしまうというのが現実なのだそうだ。
そういえば、河瀬直美監督の「萌の朱雀」が今度やっとDVD化するらしい。
2000売れるかどうかなんて話をされていた。
パッケージ化しても、もはやそんなに売れる時代ではないといわれると、映画業界も華やかに見えて大変なんだなと思った次第。
さて、眠いので、今日はこれぐらいで。