忙しい人・２

タレントさんの「忙しくとも忙しいとは言わない」という発言（8/27分参照）は面白いですね。
これは、有名なタレントさんも言っておられました。
タレントなんて、いつ飽きられて仕事がなくなるかわからない。
それなら、休みなんかなくても、仕事をしていたほうが精神的にいいのだそうです。
裏には、「最終的には誰も自分の人生を保証してくれない」という人生観があるのでしょう。
これは、本来誰でもが思わないといけないのでしょうが、サラリーマンなどをやっていると、何故か自分は安泰という気分になるようです。
生活が安定しているのに、何故これ以上自分の時間を仕事に奪われないといけないのだと思うのかもしれません。
自分の時間を守るために、「忙しい」と言って防御線を張ると考えると納得しやすいですね。
ハングリー精神を持った人って、どちらかというと「忙しい」と言って仕事を断ったりしないような気がします。
仕事なんか、ある時が一番幸せなのだ。
仕事がないことがどれだけ惨めか、わかっていれば「忙しい」なんていう気になれない、と。
そういえば、こんな言葉がありますね。


親孝行　したい時には親はなし。


親の部分を仕事に代えると何かが見えてくるかも。