関西空港第二滑走路

今日は、仕事の都合で関西空港に行った。
長さ4000Mの滑走路が埋め立てによって生まれていた。
これで日本唯一の24時間利用できる空港ができたのだと説明を受ける。
そうかもしれないが、公共の交通機関が24時間機能しているわけではないので、便利になると言われても素直にうなずけることではなかったが。
関西空港にコミュニティFMを作るという話があったのは前に取り上げたと思う。（2004-10-16分参照）
空港は毎日イベントをやっているのと同じだと私は思っている。
だから、飛行機が離発着するのを実況しているだけで、それなりにリスナーをつかめるはずなのだ。
昔からの私の意見なので、空港周辺の地場の方とコミュニティFMの話を何度かしたことがある。
面白いので、ぜひやりたいという方もおられたのだが、結局資金計画で頓挫したままである。
言っときますが、儲かるとは思わないでくださいねと私が言いすぎたのかもしれない。
儲かるなら金を出そうと思う人はいても、夢を自分の金で買おうという人は残念ながら少ない。
夢みたいな話をするのは、たいてい詐欺師だというのが相場だから、躊躇する気持ちはわからないでもない。
しかし、その前に私は何度でも言っている。
夢を買うのであって、金を出したからといって物理的な利益が戻ってくるとは考えないでくださいね、と。
しかし、今後どれだけ使えるかわからない滑走路に何千億と使うのに、コミュニティFMに何千万が使えないというのも困った話だ。
どうせ騙されるなら、国に騙されたいということなのだろうか。
裏で蠢くダーティな経済利権を放置して、美しい国が生まれるはずもないとも思うのだが。