フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

賽は投げられた

コミュニティFMを作ろうとする方から意見を求められたりする時に思うのですが、多分その方たちは私の話で自分の考えに一致するところしか注目してはおられないようです。
早い話、私の情報で自分の考えを補強しようとされておられるのです。
考えを否定する部分は、「なるほど、そうかもしれませんね。」などと返事をされても、結果的には全く考慮されません。
私は別に自分の意見でその人の選択を決めさせようとは思ってはいないので、違った選択されるのもやむをえないのですが、ただそれで事業がうまくいかないとなると、一体私のあの問題提起は何の意味があったのだろうと情けなくなったりするのです。
私がコミュニティFMは儲からないと言っても、「確かに儲からない、でも私の考えたやり方さえできれば、何とか経営は可能だ。」と内心思っておられるのだろうと思います。
勿論それぐらいの矜持をもつのは、事業を起こそうというものにとっては重要なことではありますが、できればもう少し謙虚さを持って、人の話には接してもらいたいなと思わないでもありません。
「賽は投げられた、もはやルビコン川を渡ってしまった」という方に、今さら私が何が言えましょう。
でも、面白いですね。
コミュニティFMの設立時に相談を持ちかけられた方は、設立してからあまり私の意見を求めてこられないような気がします。
今さら私の批判的な意見など聞きたくないのでしょう。
弱みを見せるのも鬱陶しいでしょうし。
そこそこ運営ができている思われるコミュニティFMの方からは、よくメールをいただきます。
それだけ私の意見というか批判を聞く余裕があるのだと思います。
コミュニティFMのマイナス部分を考える材料を私に求めておられるのでしょう。
たいてい、そう言うときは、コミュニティFMの方もおおよその意見をもっておられるようです。
その意見と私の意見を対照させて、より良い選択を模索されておられるのだと思います。
そう言う意味では、私のこの欄は自分の考えを補強するためにご覧いただいている方が多いのではないかと感じています。
自分の意見がぐらついている方には、私の意見は刺激的すぎるのかもしれません。
また議論するだけの精神的余裕も持たれないのかも。
賽は投げられた以上、今さら賽を投げた行為が正しかったかどうかを問うのは意味がないということなのでしょう。
勝つにせよ負けるにせよ、実際戦場で戦っている指揮官の皆様の気持は対岸にいてはわからないというのも又事実であることですし。


さて、いよいよ明日からGWです。
昨年に続き、今年も仕事もかねて南の島に行ってまいります。
ということで、4/28〜30の3日間は更新をお休みしますのでご了承ください。
では、また5/1に。