フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミュニティFM・203局!

4/24の放送業界紙「放送ジャーナル」によると、コミュニティFM局の数が203局に達したと書いてあった。
最近では、加古川/小田原/豊中市千里の3局が誕生。
どこも比較的都心部に近い開局である。
ついでに仙台の「FMじょんば」が3/13で閉局したとも。
私の得た感触では、今後もいくつかの地域でコミュニティFM開設の動きがある。
主宰者は既にその気になっているようなので余り水をかける気もしないのだが、開局するのはいいけど、今後閉局するコミュニティFMもありそうだよと助言はしている。
日経ネットIT+PLUSに「テレビCM市場がグーグルに狙われる理由」と題して次のような記事があった。


先日グーグルによるダブルクリックの買収が伝えられた。またエコスター・コミュニケーションズと提携して衛星放送ネットワーク用にテレビCMを、また全米のFM局を600局以上所有するクリア・チャンネル・コミュニケーションズと提携してラジオCMを販売すると発表した。
 これまでCMの売買は広告会社が仲介していたが,価格設定や在庫管理など広告主からは見えにくい部分がある。その一方でアドセンスなどのオンラインマーケットプレイスではシステムが売買を決めていく。アドセンスのような仕組みがテレビ広告でも浸透すると、テレビ局や広告会社がグーグルのようなネット企業に主導権を奪われる可能性がある。既存業界は警戒感を募らせている。
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMIT1h000025042007
クリア・チャンネルについては、この欄でも何回かとりあげていると思うが、ある意味これぐらいのダイナミックなビジネスモデルを取り入れない限り、コミュニティFMは相変わらず縮小再生産の繰り返しから逃れられないような気がする。
コミュニティFMの関係者の方々。
一度、こういった動きについての情報を積極的に集めていけばどうだろうか。
グーグルによる再編成はコミュニティFMにも及ぶ可能性もないとはいえないと思うのだ。
コメントやメールなどまたお寄せいただければ幸いである。