フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ラジオは漢方薬

今日もあまり時間がありません。
ゴールデンウィーク前ということで、作業が前倒しになってきています。
機械的に処理できるものならいいのですが、きわめてクリエイティブな作業をいつもより余分にしないといけないため、精神的消耗も激しいようです。
正直、疲れました。
ぼやくつもりはなかったのですが、つい弱音を・・・。
とはいえ、今日でほぼ峠は越えたと思うので、これからは中味のある書き込みもできるようになるはずです。
ところで、小林達彦(ジャーナリスト)さんの「ラジオで伝えるフットボール」というサイトにこんな表現がありました。
「テレビは薬で言えば即効性のある抗生物質のようなもので、効果がすぐ現れます。逆にラジオと言うのは漢方薬みたいなもんで、効果が出るのに時間がかかると言うことです。効き目は遅いけど、ラジオというのは習慣性が出るのです。1回ダイアルを合わせると、テレビと違って、それほどチャンネルを変えることはしないのです。」
「ラジオは漢方薬・テレビはカンフル剤」という言い方をされる人もいますが、どちらにしても「ラジオは漢方薬」というのは共通しています。
肯定的にとらえると、ラジオの効果はじわじわ効いて来るので習慣的に聞くことが必要ということですし、否定的にとらえると、ラジオで放送してもリスナーにはすぐに伝わらない(役に立たない)といえるかもしれません。
このあたりが広告媒体としてのラジオの悩みでもあります。
コミュニティFMの現場でも苦労されていませんか。
スポットを流しても、客が増えなかったとか、商品が売れなかったとか。
魔法使いじゃないのですから、顧客が望むような結果をすぐに出すのはテレビでもそんなに簡単ではありませんがラジオならもっと困難でしょう。
それなのに、放送すれば絶対効果があると思い込む人もいるようです。
「ラジオは漢方薬です。長くつきあえばじわじわと効果が出てきます。焦ってはいけません。」と営業マンが説得できればいいのですが、金を出す側からすればそんな悠長なことは言ってられない。
漢方薬なんて、本当に効果があるのかどうかわかったものではないと言われれば反論のしようもないでしょうし。
本当、悩ましいですよね。


ところで、引用した小林達彦さんのサイトに、サッカーを中継するコミュニティFMの話が出てきます。
ご参考までにご覧ください。